OKAYAMA UNIV. 岡山大学病院 脳卒中・心臓病等総合支援センター STROKE AND CARDIOVASCULAR DISEASES SUPPORT CENTER

患者さん・ご家族の方へ

患者さんへのメッセージ

脳卒中・心臓病等総合支援センターの医療スタッフ一同、皆様が一歩一歩確実に回復に向かうための最適なサポートを全力で提供いたします。私たちは、患者さんが安心して治療に専念できるよう、チーム医療を通じて包括的なケアを行っています。医師や看護師だけでなく、リハビリ専門職、栄養士、薬剤師、医療ソーシャルワーカーが連携し、皆様を支えます。一人ではありません。一緒に前を向いて進んでいきましょう。
回復において大切なのは、自己管理の意識です。治療はもちろんのこと、日常生活でも定期的な健康チェックや薬の管理を心がけ、医師の指示をしっかり守りましょう。そして、食事や運動といった生活習慣の改善にも取り組んでください。バランスの取れた食生活と適度な運動は、回復を促すだけでなく、再発を防ぐ大きなカギです。喫煙や飲酒についても、今こそ見直す時かもしれません。
心の健康も大切にしてください。病気に伴う不安やストレスが心に負担を与えることがあります。感情を抑え込まず、ご家族や友人、そして患者会の仲間と気軽に話し合ってください。時には他の患者さんの体験が励みとなり、新たな希望を見つけるきっかけにもなります。また、ストレス管理やリラックス法を学び、必要があれば心理カウンセラーのサポートを受けることも大切です。

ご家族へのメッセージ

ご家族が病気を抱えることで、日々の生活に大きな影響が出ているかと思います。患者さんの回復には、家族の支えと理解が欠かせません。患者さんの体調や感情の変化に敏感に対応し、適切な励ましやサポートを提供してあげてください。
脳卒中や心臓病についての知識を深め、治療の過程を理解することは、ご家族全員で患者さんを支えるうえで非常に重要です。医療スタッフからの説明やアドバイスをよく聞き、家族全員が一つのチームとして治療に取り組むことで、患者さんはさらに安心して治療に臨むことができます。
ご自身の健康も大切にしてください。患者さんのサポートを続けるためには、ご家族自身が心身ともに健康であることが必要です。休息を十分に取り、ストレスをためないよう、時には息抜きをする時間を作りましょう。必要なときには、医療スタッフに不安や疑問を相談し、無理をせず一緒に解決していきましょう。